アメリカの文化

米国国旗 正式名称はアメリカ合衆国といい、英語では「United States of America」といいます。 アメリカは世界でも有数の多民族国家です。ヨーロッパ系やラテン系、中東系の白人をはじめとして、アフリカ系、アジア系など実に多種多様な人種で構成されています。

一昔前までは、様々な人種が混じり合っているという意味でアメリカは「人種のるつぼ」であると表現されていましたが、近年ではそれぞれの人種が共存しているという意味で「人種のサラダボウル」と表現が用いられるようになっています。

TOEIC学習で英語を勉強しようと考えている方は、語学をやるだけでなくアメリカ文化についても知っておいた方が良いでしょう。 ここでは、TOEIC学習者のためにアメリカ文化について簡単に説明をします。

公用語

実はアメリカの公用語は英語ではありません。英語が公用語では?と思っていた方もいるかもしれませんが…法で定められた 公用語はないのです。(州単位でみると英語を公用語としている州があります)

ただし、国民全体の約8割程度の人が英語を日常的に用いているため、事実上の公用語と言ってもよいかもしれません。 英語に次いでスペイン語を話す人が多く、その他ハワイ語なども用いられています。

宗教

様々な人種が混在している国なので、宗教も多種多様です。プロテスタントとカトリックが多くを占めますが、ユダヤ教やイスラム教、仏教・ヒンドゥー教などを信仰している人もいます。

スポーツ

アメリカンフットボールは最も人気の高いスポーツの一つです。プロリーグNFLの優勝決定戦であるスーパーボウルは特に最大のイベントで、毎年テレビ中継されています。 毎年2月の上旬ごろの日曜日に開催されており、スーパーボウルサンデーと呼ばれます。この日は事実上アメリカの祝日といっても差し支えないほどの盛り上がりを見せます。 野球、バスケットボール、アイスホッケーも人気があり、これら4つはアメリカの4大スポーツと呼ばれています。

アメリカはスポーツがとても盛んで、プロスポーツもたくさんあります。中でもこの4大スポーツは絶大な人気を誇っています。